子どもは可能性のかたまりです。そして目をみはるほどの速さで成長していきます。毎日やむことのない成長のプロセスを注意深く見守ること、これが大切です。多くの友だちともみあい、話し合い、自らの手足を使って存分に活動する、そうした中で自分を発見し、社会というものを知っていくのです。 さくらい保育園は「子どもたちが主体となってあそび込める環境」をコンセプトに平成21年に開園しました。開所して14年になりますが、2018年の保育所保育指針の改定において、「環境を通してあそび込むことの大切さ」が示されたことを機に、改革を進めてまいりました。子どもの興味・関心を大切にする環境構成、あそび込み、深い学びにつながる保育を見出していく中で、子どもたちが求めていることは何だろう?次はどんな姿が生まれてくるだろう?と、子どもと共にあそびを展開していく面白さを感じています。また、未来を担う子どもたちには、日々の中で自分を自由に表現し、互いを認め合える関係性を築いてほしいと考えています。今後も職員一同、子どもたちと共により良い生活をつくり、共に育っていきたいと思いますので、ご理解ご協力をいただければ幸いです。 園長 櫻井慶一郎 前 次 さくらい保育園では、上履きを履かない“はだし保育”を行っています。はだしで過ごすことで、足の裏のたくさんのセンサーが刺激され、五感を養い、脳の発達を促します。また、土踏まずを形成することにも役立ちます。土踏まずは疲れにくい足を作ったりバランスをとりやすくする役割を担います。しっかりと足の裏を踏みしめてたくさんの刺激を感じ育っていくことで、健康な心と身体をつくることができます。さくらい保育園の自慢であるネット遊具もはだし保育の一環で、赤ちゃんから幼児まで足を踏ん張りあそぶことで、足裏をたくさん刺激しています。 前 次 さくらい保育園では可能な限り地産品を使用し、バランスの取れた献立、子ども達が笑顔になれるような給食作りを目指しています。アレルギー食、離乳食にも対応し、おやつもすべて手作りのものを提供しています。また、日本の伝統的な行事食も取り入れています。七草がゆ、お餅つきなど、なぜ食べるのか由来を話し、実物を見ることで食への興味のきっかけ作りをしています。また、毎月0~5歳児の各クラスに合わせた内容の食育指導を行っています。幼児クラスでは、「緑化で植えたトマトについてもっと知りたい!」という声からいろんな品種のトマトの糖度を測って比較してみたり、「これは何のお肉?」という疑問からお肉の種類や部位の食べ比べを行ったりしています。乳児クラスでは、野菜や果物の観察やそれらを使ったミックスジュース作り、子ども達の前でのホットケーキ作りなど、五感(味覚・臭覚・視覚・聴覚・触覚)を使った食育指導を行っています。いろんな食べ物に触れることで「食べることが大好き!」と思える気持ちを育みます。 「施設の紹介」はこちらをクリック